米海軍横須賀基地巡りに参加 PFOS排出問題

有機フッ素化合物(PFAS)

「百聞は一見に如かず」「現場百遍」にならい、米軍横須賀基地からのPFOS排水汚染問題について、2022年10月23日に、軍港クルーズに参加してきました。

同時にパネル展示会も開催されていたので見てきました。時系列にまとめられており、とても分かりやすい展示でした。

疑問点がいろいろありますね。
1)米軍は下水処理水に泡を見つけたことから、5月、7月、8月に3回調査をしている。5月7月の調査では処理場に入る水よりも排水処理場から出る水の方が汚染濃度が上がっている。

2)しかし米軍は、排水処理場の汚泥は毎日回収・除去していると説明している。ではなぜ処理場で濃度が増えるのか?
3)8月の3回目の調査で、1,2回での112ng/Lから、8592ng/Lと一挙に濃度が爆上がりしている。処理前の水がすでに汚染されていた可能性があるが、配水場に入る水の濃度は公開されていない。

現在、処理場は停止されず継続して排水され続けており、米軍側は11月1日までに活性炭フィルターを設置する予定と説明しているだけなのだそうです。

その後、横須賀基地の軍港クルーズに参加して、基地のまわりを見てきました。

先ずは問題の排水処理場。横からだとわかりにくいので、グーグルマップの上からの映像もつけてみました。
直接海へ放出しているわけですね。新聞記事の中で地元の漁師さんが「噂が独り歩きして消費者が離れることが心配」とコメントされていました。また「魚の数値も調べれば消費者も安心できる」とコメントされている点はその通りだと思います。検査して数値を公表してほしい確かにそうで、魚介類等に、ヒラメやカレイなどの海底にすんでいる底魚や、岩ガキなどの貝類について検査して数値を公表することが望まれると思います。

続いて、基地内の貯油タンクと火災に備えて設置されている泡消火剤の原液タンク。ガソリンなどの火災の場合、水だけでは消せないので、このPFASの原液に水を混ぜて泡を作った上で、炎の上から放水して泡で酸素を遮断し消火する仕組み。
泡原液タンクを実際に見たのは初めてなので、参考になりました。

やはり一度現場を見ておくと、理解が深まります。とても貴重な経験でした。主催してくださったピースフェスティバル2022実行委員会の皆さまには感謝です。

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